知っておきたい!おいしい夏野菜の選び方

皆さんは野菜を選ぶとき、どういったことを気にして選んでいますか?
もちろんその日の献立、値段などは必ず気にしていると思います。
では、その野菜が本当においしいかどうかは・・・?
同じ金額を支払うならちょっとでも新鮮でおいしいほうを選びたいですよね!
今回はおいしい夏野菜の選び方についてお話します。
ぜひ取り入れたいのは“旬”の野菜!
野菜には「最も美味しくなる時期」があり、その時期に収穫された野菜を『旬の野菜』といいます。
最近では、技術が発達したおかげで、ほとんどの野菜が季節に関係なく店頭に並んでいますが、旬のものは、収穫量が増えるために価格もグンとお手頃になります。
そして何より、新鮮で味もよく、栄養価もアップします。
夏野菜には水分が多く、体を冷やしてくれる作用があったり、反対に冬野菜には体を温めてくれる作用があったりと、健康的な体作りには最適です。
夏野菜の選び方
トマト
鮮度のポイント
- ヘタが緑色
- 赤く艶やか
- 固い
おいしさのポイント
- 重い(甘みがアップ)
- 色づきが平均化している
- 全体的に丸い形
これらの特徴を抑えると新鮮でおいしいトマトを選ぶことができます。
逆に選ばないほうがいいトマトは、
- 角張っているトマト(中が空洞になっている)
- ヘタ近くにひび割れがあるもの
これらのトマトは味が落ちますので注意しましょう。
また、トマトのおいしさのポイントですが、お尻部分の放射状に入っている筋をチェックしましょう。
これはスターマークと呼ばれ、おいしいトマトの印とされています
なす
鮮度のポイント
- ヘタが黒い
- トゲが痛いくらい尖っている
- 固い
おいしさのポイント
- ふっくらとしてハリとつやがある
- 色づきが平均化している
- 表面に光沢があって黒々している
これらの特徴を抑えると新鮮でおいしいなすを選ぶことができます。
ヘタと実の間の部分が白い場合がありますが、これはいわゆる成長線で、なすが毎日少しずつ大きくなるときにできるものです。時間が経つと紫色に変わるので、白さが残るものは、収穫からすぐのもの、ということです。
ピーマン
鮮度のポイント
- ヘタが緑色で変色していない
- 表面が緑でツヤツヤしている
おいしさのポイント
- 重いものは水分を多く含む
- ヘタの角の数が五角形以下のものより六角形以上のもののほうが苦みが少ない
これらの特徴を抑えると新鮮でおいしいピーマンを選ぶことができます。
きゅうり
鮮度のポイント
- 表面のイボイボが多い
- イボイボが痛いくらいにピンと尖っている
おいしさのポイント
- 太さが均一
- 色にムラがなく深く濃い緑色
これらの特徴を抑えると新鮮でおいしいきゅうりを選ぶことができます。
逆に選ばないほうがいいきゅうりは、
- お尻の部分(花が咲く側)が膨らんでいるもの
これらは、水分や種が下に集まり、「す」が入りやすくなることから、みずみずしさに欠ける場合が多いので注意しましょう。
いかがでしたか?
野菜は、収穫されてからも生きているので、私たち消費者の選び方が重要になります。野菜をおいしく食べるためには、調理をうまくすることと素材そのものが良いことの二つが必要です。上手に選んで、楽しい野菜生活を送りましょう!
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