アンチエイジングに欠かせない成長ホルモンを促進する方法

成長ホルモンとは私たちの体内で生成されるホルモンのひとつで、その名の通り「成長を促す重要なホルモン」です。
代表的な作用は、子供から大人へと成長する過程で身長や体型を変化させるということですが、実は大人になってからの成長ホルモンは、アンチエイジングやダイエットに抜群の作用があるのです。
そんな大切な成長ホルモンについての情報をまとめましたので、是非ためしてみてください!
成長ホルモンの基礎知識
成長ホルモンとは、正式にはヒト成長ホルモンといい、一般にHuman Growth Hormone/ヒューマングロースホルモン、略してHGHと呼ばれています。
ここでは、その効能やアンチエイジング、ダイエット、美肌との関係をご紹介しましょう。
成長ホルモンの効能
- 身長を伸ばす
- 骨や筋肉をつくる
- アンチエイジング(老化防止)
- 代謝作用
成長ホルモンは子供から大人へ成長する時だけではなく、大人になってからも体のさまざまな代謝調節に関わります。
つまり一生を通じて人の身体には不可欠なホルモンといいます。
特に効能のひとつである代謝作用は大人の場合、成人病や老化を予防し、若々しい身体を保つために重要な働きをします。
成長ホルモンの代謝作用
- 筋肉量を増やすことで基礎代謝をアップさせ太りにくい身体を作る
- 体脂肪やコレステロールを減らす脂肪分解作用でダイエット効果がアップ
- 骨量を増やすことで骨粗鬆症を予防する
- 糖を分解して身体のエネルギーを作ることで免疫力がアップ
このような代謝作用により、若々しく健やかな身体が作られ、そして身体全体の機能アップにつながっていくのです。
お肌と成長ホルモンの関係
若々しいお肌というのは、たっぷりの水分とそして弾力のあるみずみずしい状態ですよね。
そんな肌を作り上げるのは、保湿力のヒアルロン酸、そして繊維細胞のコラーゲンなど美肌成分です。
しかし紫外線やストレス、また加齢など様々な要因によりこの美肌成分は日々ダメージを受け壊されてしまいます。
成長ホルモンは、そんなダメージを受けたお肌をしっかりと修復して肌機能を整え、美肌成分の分泌を促す大切な働きをしてくれるのです。
つまり成長ホルモンの分泌は、そのまま美肌につながるといっても過言ではないということですね。
成長ホルモンの促進方法
成長ホルモンの分泌量は、年齢に伴って減少していきます。
しかしちょっとした知識と工夫で、その減少を食い止め分泌を増やすことができます。
分泌のタイミングや、促進する食べ物などをご紹介しましょう。
成長ホルモンが分泌されるタイミング
- 睡眠中…睡眠に入って30分程度の頃、成長ホルモン分泌量は最大となります。
- 運動後…運動後、体を休息状態にして3時間以内が分泌時間となります。
成長ホルモンはずっと分泌し続けているわけではなく、分泌されるタイミングがあり、運動後と睡眠中です。
しっかり睡眠をとる
美肌ルールでは、午後10時には就寝とありますが、これはお肌再生時間が、午後10時から午前2時だからです。
つまりその時間帯の睡眠中に成長ホルモンが分泌されてお肌の修復がなされるというわけです。
まさに「美人は寝ている間に作られる」というのは理にかなった事実といえますね。
適度な運動を心がける
筋トレなどにより筋肉が壊れると、それを修復しようと成長ホルモンが分泌されます。
激しい運動でなくて15~20分程度のウェイトトレーニングでも効果は十分にありますよ。
成長ホルモンを促す食べ物
- 大豆食品、納豆、豆腐、
- 魚介類(エビ)
- 肉類(特に鶏肉)
- ナッツ類(カシューナッツ、くるみ)
- ゴマ
アミノ酸は細胞を作るのに不可欠な栄養素であり、特にその中のアルギニンが成長ホルモンの分泌を活発にする働きがあるといわれています。
上記の食べ物にはそのアルギニンが豊富に含まれています。
その他、牛乳、玄米、卵なども挙げられます。
ただ、成長ホルモンを促す食べ物は、カロリーも高かったりしますから、食べすぎには要注意ですよ!
いかがでしたか?
成長ホルモンを促進するには、特別なことはいりません。
規則正しい生活をこころがけて、よい睡眠をとり、バランスのとれた食生活、適度な運動を取り入れた日々を送っていれば、成長ホルモンはきっちり分泌されます。
そしてそんな生活が、あなたを自然にアンチエイジングに導き、心身共に若々しい健やかな美人にしてくれることでしょう!
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