東洋医学の基本「気、血、水」で身体バランスを整える

東洋医学

東洋医学で、人の健康とは「気、血、水」の三大要素で成り立つと考えられています。
三大要素で身体バランスを整え、自然治癒力と生薬で治療を行うこの医学は、長い歴史を通して多くの人々に支持されてきました。
そんな東洋医学の「気・血・水」についてご紹介しましょう。


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東洋医学について

今、日本での東洋医学というと、基盤は中国医学で漢方とも呼びます。
他にも、インドのアーユルベーダやパキスタンのユナニがあります。

東洋医学と西洋医学の違い

東洋医学も西洋医学も病気を治すという目的は同じですが、考え方やアプローチの仕方に違いがあります。

西洋医学

  • 個々の病気ごとに専門医師が違う
  • 病気ごとに薬を処方されるので、膨大な薬の量になる
  • 悪いところを取り除く(手術)

東洋医学

  • 一種類の処方で対応することが可能
  • 自然治癒力や新陳代謝を用いたアプローチ(手術をしない)
  • 漢方療法と鍼灸治療を用いる

現代は西洋医学で確実に病気を治すのが主流ですが、最近は西洋医学の中に東洋医学的な考え方を取り入れる医療が注目を集めています。
実際に、西洋医学の医師が漢方薬で治療を勧めることも多いですよね。

病は、切って取り除けばいいという単純なものでもないということが言えるようです。

「気・血・水」について

これは漢方における仮想的病因論です。
東洋医学では、「気・血・水」を生体維持の3要素とみて、これらが正常に体内を循環することで健康が保たれると考えられています。

つまり、体内の各臓器(五臓六腑)が正常に機能するには3要素のバランス(陰陽)が必要で、どれかひとつでも過剰や不足があると、病気の原因になるということです。

「気」

「気」とは、元気、宋気、営気、衛気などといった名称で表される生命エネルギーのことです。
呼吸、心臓の働き、血液の運行、体温や汗の調節をする働きなどは全て「気」によって行われています。

  • 気虚・・・気の不足(胃下垂、肌のたるみ)
  • 気滞・・・気の流れが悪くなる(血の流れが悪くなり、肌に栄養がいかない)

「気」のエネルギーがなければ私たちは生命活動を維持することができなくなってしまうほど大切なものとされています。

「血」

「血」とは血液とその血液が運んでくる栄養素のことです。 

  • 血虚・・・血の不足(貧血)
  • 淤血・・・血液の流れが悪くなること(肩こり、頭痛、めまい、情緒不安定)

特に淤血は、女性の場合に婦人科系疾患の原因の一つになりやすいです。

「水」

「水」とは、水分も含め、汗やリンパ液、皮脂などの血液以外のすべての体液のことです。
「水」は体の中で不要になった老廃物を体外に排出する役割ももっていますから、この流れが滞る代謝が悪くなります。

  • むくみや浮腫
  • 乾燥肌
  • 下痢
  • 代謝不良により毒素がたまる

「気・血・水」をスムーズに機能させるには

健康維持のために「気・血・水」をくまなく全身にめぐらせるためのポイントです。

食事

身体を温める温性(熱性)食品をとる

  • 羊肉、とり肉
  • サバ、さんま、ブリ
  • にんにく、ねぎ、たまねぎ、にら、しょうが、
  • シナモン、フェンネル、クローブ、カルダモン

運動

筋肉の70%が下半身に集中しているので、運動して下半身の筋肉に熱量を蓄える

  • ストレッチ
  • 太極拳
  • スクワット

生活

生活習慣を見直す

  • 十分な睡眠をとる
  • 身体を締め付ける下着はなるべくさける
  • カフェインは摂らないようにする
  • 経絡・経穴(ツボ)のマッサージをする
  • 身体を冷やすファッションを避ける

「気・血・水」は、それぞれに不足している部分を補う方法もありますが、基本的には以上のポイントで三つがバランス良く流れます。

いかがでしたか?

「気・血・水」を意識することは、自然治癒力を高め、免疫力をアップさせる事につながっていきます。
身体のバランスを整える大切さを知って、健康な身体を維持する生活を心がけましょう。


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